あなたにも分かるかもしれない材料力学 第015講

014講でも書きましたが,断面2次モーメントは以下の式で定義されます.


\Large I=\int_{}y^2dA


この\Large dAっていうのがちょっと曲者なのですが,この\Large Aに関する積分\Large yに関する積分にするにはちょっと一ひねり必要です.翼型の場合は下図のような感じでした.



この斜線部分の面積が\Large dAなわけです.この\Large dAを求めるのに,ちょっと誤差が出るのですが,台形を使います.斜線部のみの図を以下に示します.



\Large dA=\frac{(x_2-x_1)+(x_4-x_3)}{2}dy


続きは次回.