あなたにも分かるかもしれない材料力学 第001講

001講って,100講も書くんかい?って突っ込みはさておき.

この講義では材料力学と銘打ち,梁についてのお話を中心に書いていきたいと思います.なんで梁なの?Samadhi-Lab と何の関係があるの?っていう話はいずれ繋がる予定.

さて,“ハリ”って何っていう話なのですが,


嘘ついたら千本のむ? -> それは針
イギリスの眼鏡の魔法使い? -> それはハリー・○ッター
日曜の朝に“喝っ”って言ってる人? -> それは張○さん


すいません,おふざけが過ぎました.


梁:軸線に垂直な荷重(横荷重),偶力などを受けて曲げ変形する細長い棒.


と教科書に書いてありました.まぁ,家を支えている梁とかを思い浮かべて下さい.あんな感じです.

詳しい話は省略しますが,下図のように x,y を取った時に,



梁の変位の2階微分はこんな風に書けるそうです.っていうか省略しすぎ.


\LARGE \frac{d^2y}{dx^2}=-\frac{M}{EI}


\LARGE M:モーメント
\LARGE E:ヤング率
\LARGE I:断面二次モーメント


※それぞれの詳しい意味についてはまたの機会に解説します.


じゃぁ,梁がどんなふうに変形するかはこれをxで2回積分してやればよいわけです.


一回目


\LARGE \frac{dy}{dx}=-\int_{}\frac{M}{EI}dx+c_1



二回目


 \LARGE y=-\int{}(\int\frac{M}{EI}dx)dx+c_1x+c_2


\LARGE c_1,c_2:積分定数


.....分かるかもしれない.
次回はもうちょっと用語の解説をします.



出典:材料力学 新機械工学シリーズ 朝倉書店


ところで,この連載シリーズ,“分かるかもしれない”と書いてあることからも分かるように,はてな記法を使ってまで式を書いている割には多少いい加減な企画です.私が設計を行うにあたって課題にしていることの備忘録を主たる目的としています.どういうスタンスで書いていくかは今後検討しながら続けていこうと思います.

そんなわけで,ご意見ご感想お待ちしています.