フィンボックスのお話

今日も乗りました.

日,月,水と乗っています.
スーパーガスティーで風速3m/sから15m/sまで.上げ潮で藻もいっぱいでした.疲労はたまっていますが,さすがに体も慣れてきました.30過ぎても体を鍛えることは可能なんですね.

さて,フィンのフィンボックスの部分のお話なのですが,自分で乗るために当然ながら自分の板にあわせて作ってあります.ですが,試乗用に私以外の方に乗って頂くために異なるメーカーの板に合わせなければいけないという必要性が出てきました.前から使っていたフィンがあってボードを別なメーカーに乗り換えたら全然入らなかった,あるいは入りすぎるようになった,みたいな経験は皆さんにはないでしょうか?

そう,同じタトルボックスでも厄介なことにメーカーによって微妙につくりが違っています.フィンのボックス部分の厚みでいうと0.1mm以上違うことが確認されています.

機械製図において“はめあい”っていうのがあります.(こら,そこ,変な想像しない!)軸と穴に対して使用されます.通常,穴に対して軸をちょっと小さく作るのですが,それに対してどれぐらい小さく作るかという厳密な決まりが設定されています.詳しい話は省略しますが,フィンボックスの幅16mmに対して,0.1mmもずれているっていうのは寸法許容差としてありえない話なんです.

結論を言ってしまうと,タトルボックスといってもメーカーによって規格が統一されていないのです.それをユーザーが削ったり,物をつめたりして何とかしているというのが現状です.非常によろしくないですよね.いずれ規格が統一されることを願います.

とりあえずは浜ウ研のフィン,ボックスの部分,2種類作っています.


多分明日も乗ります.