ピザーラ番外編

主にレースの話ばかり書きましたが今回はピザーラの番外編ということで.

フリースタイル
“番外編”というタイトルで書くのもちょっと失礼な気がします.今回の大会はエントリーが3名と参加者数が少ない試合となりました.そのうち二人は浜名湖ウィンズからエントリー.ウィンズ171ライダー“浜名湖のたく!”さんの第一試合を見たのですが,非常に落ち着いた演技をしていました.スポック540,フラカ,フォワードループなど難易度の高い技を落ち着いてメイクしていました.あそこまでやれるようになるまでには相当な練習を積んだはず.総合優勝こそ逃したものの,あの素晴らしい演技は私の記憶にしっかり残りました.


フリージービーツ
毎年ピザーラのパーティーには売り出し中の芸能人がよく来たりします.例年だと若くてきれいな女の子が来て,インタビューに,
“ウィンドサーフィンですか?今度是非やってみたいですね(笑顔).”
なんてしっかり社交辞令的な会話をしていくのがお約束だったのですが,今年はフリージービーツという男性二人組のユニットがゲストに来ました.なんとこの二人,正真正銘のウィンドサーファーで,えのしまえぼしのレースにも参加して完走したそうです.今回初めて生で見ました.いっぱいいい曲を作ってウィンドのことをメディアに紹介してほしいです.そんなわけでリンク.
http://www.freeasybeats.com/


Aさん一家
東北大学ボードセーリング同好会の先輩Aさん.書きかけになっている14年前の検見川遠征のメンバーの一人です.コースレースの試合によく遠征され数々の戦績を残されている方です.今年は猪苗代横断レースに参加し,そして今回ピザーラに出場.スラローム初挑戦だったそうです.3人のお子さんを持つ父親として忙しい毎日を送り,年に数回しかウィンドに乗れない情況の中オープンAクラスで頑張っていました.今年のピザーラは例年になく吹いたこともありレースは苦労されていましたが一家でとても楽しそうでした.来年また参加したいとのことでした.今回私は自分のことでいっぱいでお子さん達と遊べなかったことがちょっと心残りです.またどこかの会場でお会いしましょう(^_^).


ご挨拶

閉会式のどなたか(失念しました,失礼)のご挨拶で,“不況で暗い世相の中でもスポーツを通して明るい笑顔を”そんなことを言われていました.あぁ,なるほどなぁ,と思いました.企業がスポーツイベントから撤退したりするようなことが多くなっています.こういった流れが続いていろいろなスポーツがどんどん衰退していくのを見るのは寂しい限りです.“メセナ(芸術文化支援)”という考え方がある企業が少なくなっていくのが今後の傾向なのかもしれません.ですが,私はこういったことを大事にする企業にこそ生き残ってほしいなと心から願ってやみません.

また来年も多くの笑顔に会えるのを私も楽しみにしています(^_^).