一夜明けて

思わぬ好成績の余韻に浸り一夜明けました.

大会当日使っていたフィンは X002 36cm です.このフィン,7.0㎡用に設計したんです.38cm 並みのパワーと上り性能を備えつつ,34〜36cmぐらいの艇速が得られないだろうかと.38cmってよく使っていたサイズだったのですが,どうしても下りに入れると板がめくれてきて伸び悩んでいたんです.とりあえず,今回のスピードトライアルで当初考えていたコンセプトは達成できたのではないかなぁと思います.

が,ふと思ったんです.せっかくフィンを設計して製作までできるプロセスが確立できたんだから,もっとアドバンテージがあってもいいよねと.それこそ,ウィンドの腕前的には二流以下の私がそのフィンを使ったがためだけに優勝してしまうぐらいの.

一昨日の本栖湖でいろいろな方が,50km/h代後半でスピンアウトして艇速が伸び悩むと言っていました.私自身も60km/h過ぎたあたりから足元のスピンアウトぎりぎりの感触と戦っていました.もし,これが解消できれば,そしてあと5km/hぐらい記録を伸ばすことができれば上記の目標が達成できるわけです.新しい研究目標っていうやつですね.猶予は来年のこの大会までの一年.

一年後,そのフィンができたら“モトススペシャル”とでも名づけようかな.
鬼に笑われそうだ(笑).