プロファイル加工

本日は有給休暇を頂いております.


プロファイル加工

CAMの一般的な用語で,物の外周線をなぞるような加工.上から見た形が四角形の場合,四角形を加工するために加工パスも当然四角形となる.この時,刃の側面を利用して加工する.

なんとなく,上記のように説明しましたが,分かりますでしょうか?今日書きたかったのは,それにまつわる失敗について.しばし前の私のような何も知らない人から見ると,機械が加工するんだから,正確に削れて当たり前でしょ?って思ってしまいがちなのですが,これはちょっとした誤解かもしれません.

最近,CAMの操作にもいろいろ慣れてきて,テスト用の発泡スチロールだけではなく,ケミカルウッド,ABSなどの硬い材料を徐々に削っています.そして分かってきたのは,硬い材料になればなるほど加工が大変だということです.....って当たり前か.

何が大変かっていうと,材料の硬さが出てくるほど,加工条件以外にもいろいろ気にしなければいけない事が増えてくるのです.今回やらかした失敗は,

1,刃にゴミが詰まってプロファイル加工の精度が落ちる
2,突き出し長が長いと刃の変形が無視できない

っといったものです.すなわちは物(四角形)の外周が大きくできてしまうんですね.

回避策は

1,プロファイル加工だけ別な加工パスを作っておく
2,突き出し長をなるだけ短くできるような加工パスにする

まぁ,こんな感じで少しずつ学んでいく他ないですな.