Ninja のテクノロジー3・Box形状のテーパーあり,なしについて その2

Tuttleが2種類あるらしい.....
そんなことに気付いて,各種板とその板に純正でついているフィンについていろいろ調べたところ,どうもボックスの形状にテーパーがついたものとそうでないものの2種類があるらしいということに気付いたわけです.

古くから歴史のある板はテーパーがついてなく,某国の工場で最近大量生産されている板についてはテーパーがついている模様です.これについては随時調査中で,珍しい板を持っていると,私が,“ちょっと見せて頂けませんか?”っとよっていくかもしれません(笑).

で,このボックスの違いにユーザーの皆さんがどうされているかというと,フィンのボックスの部分を紙やすりなどで削っているのではないかと思います.そしてその削る量があまりに多い場合,人のやることですから,まっすぐに削れるとは限らないわけです.片側ばかりが多く削れると,下図のようなことになったりしかねないわけです.



片側が横流れして上らないばかりか,反対側も有効面積が減っていかにも調子悪そう.....

やっぱり,工業製品っていうのはこういった属人性のようなものはなるだけ排すべきで,メーカー側がしっかりつくるべきだろうと思ったわけです.で,採算が合わないと思いつつも,Boxについてはテーパーありとテーパーなしの2種類を設定したわけです.これであとは,同一メーカーでも起きているボードの個体差さえなければ,ユーザーがフィンのBox部分を削るという苦労はなくなるはず.

地味ですがこういうところも真面目に作ってます.

さて,これから琵琶湖に行ってきます.