本栖湖8/13〜15

本栖湖8/13〜15

今回もテント泊でした.13〜14日の未明にかけて,雨が降って風もすごくて本当に大丈夫かと心配だったのですが,ちゃんと雨露をしのぐことができました.テントすごい.

そして14日の早朝と夕方に乗れました.この日は朝,夕ともに7.0でもブローがきついときがあり,平水面のスラロームを思いっきり満喫することができました.




東海地方の面々

今回の本栖湖合宿,東海地方の皆様とご一緒させて頂きました.

この東海地方の面々,レースに出ないながらもウィンド力が高いという人が結構多く,この方たちの生き方というか,そういったスタイルも含めたウィンドを見ているので,すごいと言われるプロ選手の方々よりもそのライディングが私の脳裏に焼き付いていたりするわけです.後塵を拝することが多かったため,後ろ姿ばかりですが(苦笑).

今年も濃い話が盛りだくさんで,おかげで楽しく過ごさせて頂いています.この方々とはまだまだ一緒にウィンドを続けていきたいなと思います.

皆さん今年もお世話になりました.ありがとうございました.



ジャイブ再考

最近,あらためてジャイブにはまっています.
私のウィンド歴は17年目に入るのですが,未だにジャイブは発見があります.

自画自賛な話になってしまうのですが,しばらく前からNinjaの36cmをセイルサイズ7.0,板の幅65に対して使用しています.Ninjaには前縁上部にフィレットを設定しているのと,前縁の部分をあえて曲線的に作ったことで,ジャイブの前半部分でレイルをキープすることがだいぶ楽になっています.

今までだと,ジャイブ前半のレイルをキープするところで手いっぱいで,ターンのピークで艇速が落ちるというのが私の常だったのですが,最近,ターンのピークを過ぎた後半でも,板が安定しているおかげで,テイル側がしっかり浮いている艇速を維持したままでいられることが増えてきました.

ターンのピークでの板のロールも少ないので,最近,ジャイブの後半のことを改めて考える機会が増えてきました.手幅を広げるであるとか,マスト荷重や,ランニングに近い時の効率のいいセイルの位置,角度,セイルを返すときの動作,体の位置,マストとの距離,足の位置,その他.....

ピークを越えて,パワーの入っている角度でセイルを返したと同時にハーネスがかかれば理想だなと以前は思っていたのですが,セイルが返ったと同時に十分な艇速とセイルパワーがあった場合,ハーネスをかけるよりも先に前足のストラップを入れることが可能だということに気付いたわけです.

あぁ,書いちゃった.読む人によっては私の技量がしょぼいって思われてるんだろうか.ウェイブやっている人からしたらごく当たり前の話なのかな?

セイルが返った後に,ハーネスをかけるのを先にするのと,前足のストラップを入れるのを先にするのとではどちらが脱出速度が速いのだろう?
これって,私にとっては結構大きな発見であり,新たに出現した乗り方に関する疑問なわけです.これに自分の中での結論が出るまでには,もう少し研鑽が必要になることでしょう.

道具の性能が乗り方に影響や新たな選択肢を与えうるという事例を自分自身で見ることができたわけで,開発とテストを同時に行っている私にとっては非常に喜ばしい出来事でした.

こういう開発を続けて繰り返していければと思っています.




そんなわけで楽しい本栖湖合宿でした^^.
しまったな,写真撮っておけばよかったな......